私がデグーに「ベタ慣れして欲しい」と思う理由について

デグーは「ベタ慣れ」すると言われています

正確に言えば、「他のペットよりはベタ慣れする確率が高い」だとは思います

では、茶々と小麦はどうかというと、全くベタ慣れしていません

茶々は私に対しての図々しさ、いや、いい意味での遠慮のなさはあります

しかし、小麦は10ヶ月近く一緒にいても、警戒心をほとんど解いてはくれません

でも私、誤解を恐れずに言えば、デグーたちにはできればベタ慣れして欲しいんです

今日はその理由について書きたいと思います

私から見た小麦の性格は、とても臆病で、元来大人しい性格です

茶々に対して敵意むき出しなのも、その弱さから身を守るため、必要以上に攻撃的になっているように思えます

小麦が私に対してあまり慣れたり、懐いたりしないのも、性格的な要素があると思います

私が彼女に対して警戒心を抱かせるような行動を一切していないとは言い切れませんが…

そんな小麦も初めは茶々と一緒に元気よく過ごしていました

しかし、マウンティングが激化し、別居をすることに

一年間、私と二人っきりでいた時間のある茶々は、なんやかんやで、それなりに私を信用してくれてはいます

しかし、小麦は突然孤立し、以来その状況が続いてしまっています

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小麦も決して、私に全く慣れていないし、懐いていないというわけではありません

茶々と小麦の別居以来、私は小麦とのコミュニケーションを考え直し、努力してきました

最近はなでさせてくれる頻度が増え、時間も伸び、とてもうれしく思っています

目をゆっくり閉じて、片手を伸ばしてくれるその仕草は、私への信用の証だと思っています

ところが、毎日こうして触らせてくれるわけではありません

特に今は初めて発情期を迎えたようで、とても敏感になっています

例えば部屋んぽ中、私が座りなおすために体勢を変えただけでも、驚いて物影に隠れてしまいます

今の彼女にとって私は、ただの脅威でしかありません

おやつですら、おそるおそる食べてもらうか、もしくは食べてもらえません

怖い物事に囲まれて怯え、心休む間もないなんて、絶対に辛いはずです

だから、ベタ慣れして欲しいと思うんです

私の「ベタ慣れのかわいい姿を見たい！」という希望からだけではありません

私は彼女の脅威になりたくないし、できれば安心できる存在でありたいと思っています

彼女の身の回りからネガティブな要素を取り払い、ポジティブな要素を増やす

そういう意味で、私のことを嫌うよりは、ベタ慣れして欲しいと思うのです

これも私のエゴなのは承知しているのですが

小麦の性格を考慮したとしても、私の飼い主としての努力が足りないということもあると思います

そしてコミュニケーションを取れるよう、これからも頑張るつもりです

とにかく、孤立している状況から、

「何かしら寄り添える存在がいる」

という状況になって欲しいというのが、私の願いです

もちろん茶々との復活愛があるなら、私にはベタ慣れしてくれなくてかまいません

…と気を揉んでいたら、

う～ん、気分にムラがある（笑）