茶々と小麦が再度同居を開始しました
茶々はともかく、小麦はあれだけ茶々にキレていたのに？
爪を剥ぎ、耳を割き、尻尾を千切るまで憎かった相手にピルピル媚びる小麦
一体何が…？
本日は2匹がどうやって仲直りをしたのかについて、まとめたいと思います
引越しをしました
ボロアパートを離れ、新築物件に住んでいます
旧居と違って、設備がすごくてですね
オートロックやインターフォン、ウォッシュレットや浴室乾燥があるんですよ
今までと違い、あまりにも文化的過ぎる！
使い方がわからないから、誰かレクチャーして欲しいウホ…
未だに紙で尻を拭いているウホ…
そういやいまどきの家って、部屋と部屋の間に段差がないんですね
完全にルンバへの配慮だ！
まぁうちは相変わらずホウキでそうじウホ…
ウホウホ
…
すみません、本題に入ります
いや実はすでに入っているんですけどね
引越しをしたら、小麦が茶々のことをまた好きになったのですよ
新居の壁紙などの独特な匂いで、頭イかれちまったかなと思ってけど、違うようです
小麦は臆病な性格です
電車に乗って我が城に来る際も、キャリーケースの中でほとんど微動だにせず…
赤ちゃんでうちに来た当初は茶々に甘え、茶々のすることをマネしてばかりいました
次第に我が出てきたのか、茶々に歯向かうように…
臆病故に超強力個体茶々の圧に負けないよう気張っているように見えました
そして茶々にマウンティングを挑み、別居に至りました
ところが、私の引越しが理由で想定外の再同居！
引越しの際、小麦はめっちゃビビってました
移動のためにキャリーケースに移したかったのですけどね
ビビリすぎてケージから出てくれず…
緊張しすぎて、体は石のように固く…
移動中も「…生きてる？」って思うくらい、ほとんど動きませんでした
環境が変わり、これから何が起るかもわからず、本当に怖かったのだと思います
先に移動していた茶々と新居で合流すると（ケージ越しですが）、ちょっと落ち着いたようには見えました
それから数日、茶々を求めるようにピルピルと鳴いていました
いつもの攻撃的な様子はなく、本当に会いたがっている様子
厳重に警戒して部屋んぽ中に会わせたところ、毛繕いをし始めたじゃないですか！
茶々のこの幸せそうな顔（笑）
恐らくですけど、移動や新しい環境が怖すぎて、
「茶々でもいないより、いるほうがマシ！」
と、茶々が再評価されたようです（笑）
経緯はどうであれ、2匹がうれしそうにしていると、私までうれしくなります
自分のせいで茶々がたくさん怪我を負い、2匹が一緒に入れなくなったと思っていました
だから2匹が仲良くしているのを見れ、許されたような気がしたのです
会わせるのは部屋んぽのときだけにしようと考えていました
再同居をさせるとしても、過去の失敗から、慎重に判断しなければいけないということもわかっていました
ところが、ケージ越しに2匹はピルピル鳴き合います
茶々は小麦と一緒にいれるのがうれしいし、小麦も不安を感じているのでしょう
部屋んぽの大半の時間を毛繕いに費やしても、まだ一緒にいたいのです
…いけるか？
焦りは禁物、と思いつつも、会いたがっているのを阻むのも…う～ん
そんなわけで、そっと2匹を1つのケージに入れてみました
何の違和感もなさそうで、一緒に回し車に乗ったり、団子になって寝始めたり…
一晩様子を見ても、問題なさそう！
そんなわけで、今も同居は継続中です
小麦が環境に慣れてしまったら、また茶々を邪険に扱うようになる日が来るかもしれません
だから1つ余ったケージは、いつもでまたすぐ使用できるようにしておいています
この再同居はただのボーナスかもしれません
いつまた一緒に住めなくなる日が来るかわかりません
悲しいですが、そんな日がいつそんな日が来ても大丈夫なよう、ケージと心の準備をしています
【関連記事】デグー、同居を解消する
「飼い主が引越しすれば、デグーたちが仲良くなるかも！？」
と思って、引越しをする人はいないと思いますが…笑
私が引越しをしたのは必要があってのことで、2匹の仲直りは副産物のようなもの
移動や環境の変化はデグーへのストレスになります
デグーを仲直りさせるためだけの不要な引越しはおすすめしません
再同居が成功したのは、あくまでも小麦の性格があってのことです
小麦は茶々のことを嫌いつつ、良くも悪くもずーっと意識をしていました
無関心ではなかったですし、仲直りの機会を伺っていた可能性もあるのか…？
ぶち開けた話し、掃除と部屋んぽが楽だね！
全部1回で済むからね！！笑
でもそんなこと以上に、2匹が幸せそうなところを見れるのがとてもうれしいのです
本当に本当にうれしくて、目の前で奇跡が起り続けているような不思議な感覚なのです
私がこうして記事を書いている今も、2匹はハンモックの中でピルピルとうれしそうに鳴きながら、じゃれ合っています
2匹がこうして楽しく一緒に過ごせる日々が、なるべく長く続きますように