デグーに嚙まれて病院に行ってきました
今までも幾度となく嚙まれてきました
でも、今回は症状が尋常ではなく、行かざるを得ない状況でした(病院嫌い)
ところで…、デグーなどの動物に嚙まれたときって、何科にかかればいいのでしょう?
大事なことなので結論から言う
結論から言うと、私は外科のある病院にお世話になりました
ただ、行われた施術が外科的な治療なのかどうかはよくわかりません(詳細は後ほど)
単純にネットで調べたら「外科」と出てきたので行ったまでなのです
皮膚に問題があるようなら皮膚科かもしれないし、じんましんが出たら内科なのかもしれません
症状次第で行くべきところが変わるでしょう
かかりつけのお医者さんに相談するのもいいかもですね
今回私は左手の中指の第二間接下を嚙まれました
嚙まれて十数秒は血が出なかったんですね
たぶん直後は血管が圧迫され、血が出なかったと思われる
…それくらい強い力で嚙まれたということをおわかり頂けただろうか?
そのあと血がじわじわとにじみ始め、10分ほどはそんな状態が続きました
しかも、嚙まれてから時間が経つごとに、痛みや腫れがひどくなりました
嚙まれてから3時間後には手の甲の中心ぐらいまで、赤く、パンパンに腫れましてねぇ
ほんと、夜布団に入って掛け布団が手の甲に触れるだけで、痛くってしょうがなかったんですよ
翌日、同僚に「嚙まれちゃった~(えへへ)」と話したんですよ。そしたら、
「ネズミを病院に連れて行くだけではなく、自分も病院に行け」
という旨のアドバイスを頂き、「そうか!」と思って行ったわけですね
思わぬピンチを迎える
今回行った病院は、初めてお世話になるところだったんです
だから、どんな先生なのか全くわからない…
名前を呼ばれ、診察室に入ると、おじいちゃん先生が一人
看護師さんは?ワンオペ?まぁいいや
私は大人しくイスに座り、「ペットのげっ歯目に嚙まれまして~」云々と話すわけです
そして受けた治療が、まずは手の消毒
たぶんイソジンですかね?
あとはその上にばんそうこうを貼ってもらいました
まぁ嚙まれたって言っても、できる治療はこんなもんだよね!
…と油断をしていたら、先生の手にいつの間にやら、鋭いきっさきを持つあのアイテムが収まっているじゃぁないですか!
ま、ま、ま、まさか!それは注射器!!?
先生:「じゃあ破傷風予防の注射を打ちましょう」
私:「マジすか!?(あ、やべ。動揺して口調がカジュアルに!)」
先:「マジです」
先生も口調がカジュアル~!!
私:「痛いの嫌なんですけど」
先:「大丈夫、赤ちゃんでも平気だから」
私:「私、赤ちゃんよりもメンタル弱いんです!」
動揺のあまり、赤ちゃんよりもオツムの弱そうな発言をする私
注射を避けたいなら、「薬のアレルギーが~」とか、まともな嘘をつけばいいものの…
注射器を構え、距離を詰める先生
そして、その距離がゼロ近くなったとき、
私:「あ、ジャケット脱ぐんで!」
先:「いや、そんなことしなくても大丈夫、大丈夫」
私:「え…(まさかジャケットの上から?)」
…と思ったら、先生、私の服の方の辺りをぐいっと引っ張って下げるんですよ!
こんなデリカシーのない先生が、痛くない注射をできるわけないっ!!
そう考えているうちに、あっさり打たれますた…
先:「ほらね~大丈夫でしょ?」
確かに思っていたよりは…
先:「注射が苦手だっって言うから、『ふわぁ~』ってなっちゃうかと思った」
私:「ふ、ふわ~…?副作用でラリっちゃうとかですか?」
先:「いや、緊張から解放されてね~」
なるほど、交感神経が高ぶっている状態から一気に副交感神経に傾くことで起こるアレですな!
先生!この私、数年前に親知らずを抜いたときに、その状態になったからわかるでありますっ!
歯医者の診察台から起きられず、ほとんど気を失っているアレですね!(情けねぇ…!)
最後に先生から「治るといいね~ふふふ」というお言葉を頂きました
せっかく注射まで打ったのに、治らない可能性あるんかい!!
(注:注射を打てば破傷風は防げるそうです)
(2024.10.19追記)
噛まれてことによって入院をした方からコメントを頂きました
私が今まで聞いた中で、最も重度の症例です
こういった例もありますので、参考までにコメント欄もご覧になってください
まとめ
はい、ということでデグーに嚙まれて病院に行ったスペシャルをお届けしました
治療のほかに、抗生剤、痛み止め、消毒液、軟膏を処方してもらいました
ちなみに、誰が私を噛んだと思います?
いえ~い!コムちゃん、初噛みです!
茶々のことを、ケージのスキマから攻撃しようとしたのを止めようときに嚙まれました
え?私の怪我はどうでもいい?
茶々の怪我の具合はどうかって?
まだまだ気持ちの整理がつかないので、もうちょっとだけ時間をください…
【関連記事】デグー、同居を解消する
コメント
ヨウコ殿おはようございマウスでござる。
茶々殿のケガの具合はどうでござるかな。
耳が切れて出血と伺いかなり激しいマウンティングだったようでござるな。
ヨウコ殿も噛まれて出血し通院とは御愁傷さまでござる。
拙者もすみれ姫を迎えて2週目にプラダンのサークル内に一緒に入り戯れていた時に
足の親指と爪の横のところをマジ噛みされ出血した思い出がござるよ。
それ以来靴下を必ず履きスウェットの下を履いて完全防備で部屋んぽをするようになり申した次第でござるよ。拙者ビビりゆえ撫でているとき甘噛みされそうな場合、手を引っ込めて防いでござるがな。
拙者生来の痛いのが苦手で抜歯の時にする麻酔で涙が出たり、採血の注射の場合必ず見ないようにしてござるがな。
去年の9月頃帰宅した際ケージ周辺に血痕が飛び散っており、すみれ姫が高所より落ちてけがをしたのかと思い冷や汗が出、まじまじとすみれ姫を観察してみるとぴんぴんしており体にも血の跡がない為不思議に思っていると親父殿が現れ手に包帯を巻いており、すみれ姫にマジ噛みされたとのことで経緯を聞くとケージを開けて手の平におやつを置いて中に入れたところをガブリと攻撃された様でござるよ。
危ないからケージ越しに与えるように注意していたのでござるが・・・
最近すみれ姫のブームは部屋んぽ中のおやつタイムに手乗りから拙者の手の平に小水ぶっかけがトレンドのようでござる。
一昨日は片足上げてまさかの犬スタイルぶっかけをくらわされドヤ顔を見せつけられたでござるよ。新たな発見に不思議と怒りより感心した次第でござるがな。
明後日すみれ姫を迎えて一年目になるので極上のおやつを献上する予定でござるよ。
ヨウコ殿、茶々殿も養生してくだされよ。
デグー好きさん、こんばんわでござる
おかげさまで茶々耳は、少なくとも悪化はしていないように見えます。私の手の怪我もまるで野球のグローブのようでしたが、人の手の形に戻ってきました
デグー好きさんの完全防備、すごいです!嚙まれないようにする対策も大事ですよね。でも、コムちゃんは甘噛みすらしてくれないので、そこはやはりコミュニケーション不足かもと反省をしていたりもします…
親父殿の話、笑ってしまいました!すみません!(笑)親父殿がデグー嫌いになっていなければいいのですが。私も度々、茶々と小麦の面倒を母に見てもらうことがあります。「エサと水だけ見てくれればいい」と言ったのに、なぜか部屋んぽまでさせていたり…興味を持ってくれるのはうれしいですが、やはり気をつけるように言っておきたいと思います!
デグーの犬スタイルのおしっこ、衝撃ですよね!オスしかしない説を聞いたことがありましたが、うちも2匹とも犬スタイルをやりますね~(特に「触るんじゃないわよ!」のときに笑)
すみれ殿との生活1周年記念ということで、おめでとうございます!これからもデグー好きさんとすみれ殿が長く一緒にいられることを祈りつつ
ではまたでござる
初めまして。オスで兄弟のデグー二匹飼っています。長文ですがお付き合いください。
昨年2月に発情期の二匹が乱闘してるとこにうっかり手を出して噛まれました。その時このサイトを見ました。
親指に小さな傷で血は少量だったため軽く流水,絆創膏という処置をしましたがみるみるうちに親指から全ての指が腫れ上がり手の甲から膝までぱんぱんに。土日だったので救急外来に行きましたが、専門の先生がいなくて消毒と破傷風予防の注射と抗生物質の処方箋をもらい、月曜日に改めて診察となりました。しかし、薬局が終わっていて薬を受け取れず次の診察まで冷やしたりする処置しかできず苦しみました。
診察に行くと手術するため即入院となりました。整形外科です。手を切開し洗い流すデブリドマンという処置でした。2週間の入院で退院しましたが、よほど酷かったのでしょう。その後一月毎に破傷風予防をし計3回の注射をしました。
そしてつい最近、またもや発情期の激しい喧嘩の餌食に。今回はやばかった。男の喧嘩に女がしゃしゃり出るなとばかりに強い噛みつき。前回の経験から傷口を流水で数分洗い流し夜だったので様子を見てましたが15分後顔は赤黒くなり息が苦しくなり、噛まれた手はどんどん腫れ前回同様ぱんぱんに。呼吸困難になり息もできず鼻水出るから口呼吸を頑張るも死ぬ勢いでした。話す事も水を飲む事すら出来ないので、一緒にいた旦那に救急車を呼んでもらいました。アナフラキシーでした。救急ではありましたが処置まで一時間以上かかり救急車くるまでビニール袋で呼吸整える処置をしたり背中を強く叩いて貰ったりしました。
私は花粉症、咳喘息の持ち主です。咳喘息はデグーを飼い初めて出た症状です。マジで死ぬ思いをし初めて甘い考えを悔やみました。
病院では傷腫れは簡単な処置でアナフラキシー中心の治療を受けました。アナフラキシーの再発は24時間内という事で1日入院しました。
今もなお手は腫れて痒みが強いですが抗生物質をいただき冷やして様子見ています。アナフラキシーをした人はアドレナリン注射を予備で貰えることもあるとか。私は処方されませんでしたが今後、主治医の呼吸器内科の先生と話をしアドレナリン注射の事や皮膚科を紹介して頂く予定です。基本たらい回しがいやなので総合病院を選びますが、外科,形成外科がよいかもしれません。
彼らには罪はないので手放す事より対応の仕方を変えるつもりですが、主様の様に中度のものから私の様に重度なものもある中でこのタイプの情報が少ないと思いコメントしてみました。
ルルムムさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
震えながら読みました
今の体調はいかがでしょうか?今後も起こりえることですし、くれぐれもお大事になさってください
私の症状なんて、ほんとかわいいものでした……
ルルムムさんほど重度の例は聞いたことがなく、やはり生き物を飼育するということは、「かわいい!」だけではないのだと改めて気付かされました
仰る通り、デグー飼育のネガティブな面については、あまり触れられていないように感じます
せっかく貴重なお話を頂いたので、本文にコメント欄も参考に見てもらうように促したいと思います
改めまして、お大事にお過ごしください