あけましておめでとうございます
昨年は当ブログやイベント「ネズミまみれ」等で大変お世話になりました
今年はデグーサロンがありますので、どうぞよろしくお願い致します
さて昨年はネズミ年でしたね
私は今年も引き続きネズミ熱を引きずっております
そこで本日は大人も楽しめる絵本、「リンドバーグ」をお届けしたいと思います
読んだきっかけ
出版社さんがTwitterで宣伝していたのを偶然見て、存在を知りました
ネズミが主人公であることが一番の理由ですが、それだけではありません
表紙のネズミや飛行機のリアルさと、それでいて絵本らしい温かさがあることに惹かれました
そしてなにより、タイトルが「リンドバーグ」です!
絵本という短い話の中に、壮大な冒険が広がっていると想像したら、心躍って読みたくなったのです
内容
1900年代前半のハンブルクを舞台にした絵本です
あるとき、主人公であるネズミは街から仲間が忽然と姿を消したことに気づきます
仲間は新製品のネズミ捕りを恐れ、遠く離れたニューヨークに移り住んだのでした
それを知った主人公の賢く勇敢なネズミは飛行機を自作し、仲間との再会を果たすためにニューヨークを目指します!
感想
帯で糸井重里さんが
「おもしろい映画を一本見たような読後感」
と書かれていました
その一言に尽きます!
やれやれ先に言われちまったぜ…
…すみません、糸井さんの方が絶対に先です
とにかくネズミがかわいい!
ネズミの描写がリアルでありながら、擬人化とのバランスが適度で、「本当にこういうネズミがいそう!」と思わされます
主人公のネズミの賢明さと愛らしさに、ネズミ好きなら絶対に夢中になって応援しているでしょう
また、目線がネズミなので、見るもの全てに迫力があるのも面白いところ
ネズミだけではなく、イラスト全体がリアルで細かく、想像力を掻き立てられます
タイトルの「リンドバーグ」は、読む前に私が思っていた意味とは少し違いました
勇敢なネズミの行動が人々に影響を与え、歴史を紡いでいくというストーリーに、ただネズミが空を飛んだだけではない壮大さを感じます
読み終わってタイトルの理由を知れば、きっと感動するでしょう!
まとめ
イラストの精密さやしっかりしたストーリーは大人でも楽しめると思います
もちろん、子供に読み聞かせるのにもいいと思います
ネズミ好きの皆さん、ぜひ読んでみてください!