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デグー、肺炎になる

小麦入院編の最後の記事です

おかげさまで小麦は無事回復しました!

「入院?なんのことかしら~?」的な顔を浮かべて、茶々と元気にペレットを奪い合っています

元気にはなりましたが、また体調を崩す可能性はあります

今日は今後のためにも病状や経過についてまとめておきたいと思います

【関連記事】
デグーの小麦、入院をする
デグー酸素室に入る

最初は食滞と診断

6月の頭に体調を崩しました

おやつも含め、食事を一切取りません

あと、適温のはずなのに、ややパンプアップしてました

呼吸が若干苦しそうに見えますが、それ以外は概ね普通

なので、移動が負担になることも恐れ、一日様子を見ていました

ところが翌日になっても様子は変わらず

やっぱりおやつも食べてくれません

そして出たウ〇コがちょっとおかしいのです

例えるならボールチェーン

小さな丸い粒状のウ〇コが針と糸を通したような…

食滞を疑い、病院へ連れて行きました

診察室で先生に小麦を見せ、状態を話します

実は例のウ〇コもティッシュにくるんで持ってきていたんですね

参考資料として

それをほぐした先生が一言

「プラスチック片が入ってますね」

!!?

ま、まさか……だって、そういうことがないよう、部屋んぽをやめてから時間が経つぜ…?

で、思い出したのです

体調を崩す10日くらい前です

掃除のためにケージを開けたところ、小麦が扉を伝ってケージの上に登ってしまったんですね

茶々が扉から出ないよう、一度締め、小麦回収のために立ち上がります

すると、その間に掃除用にケージ上に置いたビニール袋を小麦が齧っているじゃありませんか!

一瞬だったし、おかしな様子もなかったので、大丈夫だろうと思っていたんですね

…まさか、それなのか?

ビニールが詰まっていると仮定し、食滞だろうということになりました

詰まっているものの位置次第では手術もあり得るとのこと

レントゲンを撮ったところ、お腹に少しガスがありました

ガスの位置から確認するに、詰まっているものが出口を塞いでいる可能性はなさそうとのこと

なので、ラキサトーンという動物用医薬部外品を使用しつつ、薬を与えることになりました

その時点で肺もやや白かったのですが、食滞の治療をメインに進めることになったのでした

食滞ではない…?

経験上、茶々も小麦も薬を与えれば良くなってくれていたんですね

ところが今回は良くなるどころか、悪化の一途

とうとうほとんど動かなくなってしまいました

薬だけはなんとか飲んでもらおう…とシリンジで飲ませる努力をしていました

しかし、保定をしようと軽く持つだけで息が切れ、開口呼吸にさせてしまったのです

慌ててケージに戻したら、バタンと横になって倒れてしまいました

驚いた私が「コムちゃん!?」と軽く指でなでたら、なんとか立ち上がり、よろめきながらベッドに戻って行きました

薬を与えるのはもちろん中止

良くなって欲しいと薬を与えていましたが、結局小麦の体に負担をかけていました

不安で眠れぬ夜を過ごし、翌日再度病院へ連れて行きました

【関連記事】習慣化していたデグーの部屋んぽをやめました

再診断は肺炎

そもそもビニール詰まりが食滞の原因だったとして

そのビニールがちゃんと排泄されているのであれば、食滞の原因ではないのでは…?

そんな気持ちもあり、ドキドキしながら小麦を抱える電車の中

別の先生(先生の指名をしない派です)に診て頂き、再度レントゲンを撮影

撮影の間も小麦は一度、前日の夜と同じように倒れたそう

酸素室に入れてもらい、乗り切ってくれました

頑張って撮ったレントゲン写真を見ると、ガスは同じくらいか少し減っているくらい

ところが肺は真っ白で、心臓が見えないくらいでした

これは危ないということで先生からの提案で、入院をすることになったのは先述の通りです

小麦は診察用のプラケースの中から、診察室を出る私の姿を追っていました

苦しくてつらいはずなのに…

どんな気持ちなんだろう

そう思うと、涙が滲んでしまいました

肺炎の原因は?

完治ではないものの、とりあえず退院

自宅療養で様子を見ることになりました

気になる肺炎の原因ですよね

退院時に聞いてみましたが…わからないっ!

一般的に肺炎の原因は

①ケージ内が汚い

②空気の循環が悪い

③冷暖房

④先天的なもの

⑤肺に水が入った

のようです

①から③は、そのときの状況からはあまり考えられませんでしたが、ハンモックやベッドのタオルを変える頻度を増やしました

考えられるのは④と⑤です

昨年も小麦は冷房にやられてくしゃみをしていました(今年はまだ冷房をつけていなかった)

そのときも肺がやや白かったので、「先天的」とまではいかないものの、肺が弱くなりやすい傾向はあるかもしれません

また⑤は私が原因を作った可能性が

シリンジ薬を与えるとき、もちろん細心の注意を払ってはいますが、小麦も抵抗をするわけですから、肺に入った可能性も0ではありません

あと、最初の食滞という診断も間違いとも言い切れません

食滞が原因で肺炎になった可能性もありますから

とにかく、いっそうケージ内や周りから体調の不具合を起こす可能性のあるものを取り除くしかないと思います

まとめ

毎日毎日「頑張れ、小麦。コミュ障なんだから、天国に行ってもぼっちになっちゃうよ」と声をかけ続けました

入院中もずーっと祈るような気持ちでいました

無事回復し、日常が戻りましたが、また今後もこういうことがあるかもしれません

私の不注意による体調不良の可能性もあります

ダメな飼い主であることを痛感しています

2匹のケガや病気のたびに書いていますが、いっそう気をつけたいと思います

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