新しいデグー本が世に送り出される度に、デグーの認知度が上がっていることを感じる昨今……
そんなわけでメイツ出版から2024年7月15日に発売されたのが「正しく知っておきたい デグーの健康と病気〜幸せサポートブック〜」です
名前の通り、健康と病気に焦点を当てています
監修を務めるのは、多くのエキゾチックの臨床経験を持ち、田園調布動物病院の院長を務める田向健一先生
ひょんなことから献本を頂く機会に恵まれまして、せっかくなのでレビューをお届けしたいと思います
本の中身
第一章が予防編、第二章が病気編です
第一章では、予防の大切さ、健康チェックのポイント、食事と栄養、環境づくり、爪の切り方、応急処置ついて触れられています
第二章では、デグーに起こり得る様々な病気や怪我を網羅
目、耳、口、皮膚、内分泌系・循環器系、消化器系、呼吸器系、泌尿器科系、生殖器系、怪我・その他といったカテゴリー分けがされています
その中でさらに病気ごと(例えば目のカテゴリーであれば白内障、結膜炎・角膜炎など)の症状、原因、対策、治療について書かれています
文章で説明されるだけでなく、病気、怪我の写真、イラストもあるので、視覚的にもわかりやすいと思います
個人的には症状から疑いのある病気を探せる早見表が特にありがたいです!
ちなみにメイツ出版さんは「デグー飼育バイブル〜長く元気に暮らす50のポイント〜」も出版されています
そちらでも病気について触れていますが、病気に関しては当然今回の1冊の方が充実しています
P101を見よ
そもそも、なんで私がこちらの献本を頂いたかといいますと、写真を提供しているんですね
P101で尾抜け・尾切れについて書かれていまして、エリザベスカラーを巻いているかわいいデグーがうちの茶々です
編集部の方がエリザベスカラーを巻いているデグーの写真を探していたようで、お声掛けいただいた次第です
ということで、私はこの本の制作には一切関わっていません(笑)
私は茶々と暮らしてきた中で、たくさん怪我をさせてしまい、その度に恥じらいと不甲斐なさを感じていました
しかし、撮影していた写真をこうして使って頂き、ほんの少しは私の経験がお役に立てたのかなぁと思えました(怪我させないことが一番だし、させてしまったことは後悔してるけど)
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まとめ
デグーがかかる可能性のある病気、怪我って、もうほとんど人間のそれと同じですよ
一覧で見るとびっくりしちゃいますけど、全てにかかるわけではないですし、防ぐこともできます
ということで、まずは予防
そして、病気について知っておくと、万一の時に慌てずに済むかもしれませんね
皆さんのおうちのデグーがこれからも健康で、楽しく暮らせますように