最初に断っておきます
これはあくまで獣医師から脱水と低血糖の診断を受け、瀕死の状態にあるデグーのために私の判断で行った一時的な給餌です
健康、もしくは軽度の症状のデグーの場合、糖尿病、肥満を引き起こす可能性があるので、絶対にやらないでください
また、あくまでも自分の記録用と、誰かのためになる可能性を考慮して記事にしたまでであって、推奨する意図は全くありませんし、回復も保証しません
心配な方はこの給餌法を行わない、もしくは医師に相談してから行ってください
という訳で、伊藤園の1日分の野菜をデグーに与えるに至った経緯と、その後についてお話しします
伊藤園の1日分の野菜とは
「お〜いお茶」で知られている伊藤園が製造している野菜ジュースです
厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350g分の野菜を使用
砂糖、食塩は添加しておらず、管理栄養士の97%が推奨しているそうです
原材料は次の通りです
にんじん、トマト、赤ピーマン、きゅうり、インゲン豆、大根、ピーマン、メキャベツの葉、ケール、レタス、アスパラガス、カリフラワー、グリーンピース、冬瓜、緑豆スプラウト(もやし)、ブロッコリー、ゴーヤ、ごぼう、セロリ、モロヘイヤ、かぼちゃ、ヤーコン、あしたば、小松菜、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草、三つ葉、レモン果汁、食物繊維、海藻カルシウム、ライスマグネシウム / ビタミンC
ネギ類、アボカドなど、デグーに与えてはいけないものが含まれておらず、余計なものを添加していないのが決めてです
なお、ヤーコンとはなんぞやと思って調べてみたところ、アンデス原産のキク科の多年草でサツマイモに似た形をしており、甘みがあるとのこと
200mlあたりの栄養成分は次の通りです
エネルギー 73kcal
たんぱく質 2.1g
脂質 0g
炭水化物 16.7g
食塩相当量 0~0.61g
【その他】
糖質 14.2g、糖類 11.7g、食物繊維総量 1.4~3.8g、亜鉛 0.1~0.6mg、カリウム 647mg、カルシウム 136mg、鉄 0.4~1.4mg、マグネシウム 58mg、ビタミンA 520~1545μg、ビタミンC 60~210mg、ビタミンE 0.7~4.6mg、ビタミンK 3~29μg、葉酸 13~86μg、β-カロテン 5180~13635μg、GABA 50mg、リコピン 8mg、ポリフェノール 58~310mg
成分を見るだけでもまぁまぁ甘いな!
実は私、このジュースが大好きで、会社員時代は毎日のように仕事中に飲んでいました
それで、思い出してデグーに与えてみたということもあります
脱水と低血糖の診断
別の記事で触れた通り、茶々はお腹を壊していました
最初はだいぶ余裕があったのですが、鼻(というより歯)の持病の症状が出たり、天気が悪化したりする度に、調子を崩していきました
極め付けは台風10号です
日本に近づくにつれ、ほぼ固形だった茶々のウンコは徐々に水下痢へと変化
固形のものを持つ力も噛む力もなくなってしまいました
少量しか食べられない日が数日続き、丸1日何も飲み食いしていなかった日には彼女の死を覚悟しました
しかし、その丸一日何も摂れなかった日の前日に受診をしており、獣医師から「脱水と低血糖によってフラつきを起こしている」と言われたことを思い出したのです
確かに、足で顔を掻いたり、顔を洗う仕草はあったので、わずかながら余裕があるようにも見えます
そこで、伊藤園の1日分の野菜を思い出し、プラスチックのスプーンで与えてみたのです
すると、何も受け付けなかったのに、しっかり飲むじゃないですか…!
その後、急にキュウリやアリメペットの大好きん等の爆食いを始め、固形寄りのウンコをモリモリした次第です
脱水と低血糖を脱出したからか、再び食事を摂ることができ、それによって薬が効きやすくなったのかもしれません
そのことを次の受診時に獣医師に話したとこと、「野菜ジュースを与えるのは普段であればあまり良くないけど、茶々のような状況で少量であれば」とのこと
獣医師のお墨付きではないので、「どうせ死ぬなら試してみよう」くらいの気持ちでないといけないと思います
ちなみに、野菜ジュースしか摂ってないとウンコは赤っぽくなります
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与える量
本来与えるべきではないので、適量とか推奨量とかはないと思います
が、私は1日あたりプラスチックのスプーンで3杯程度に留め、それを2日間連続で与えてました
低空飛行ながらも、なんとか粘る日が続いていましたが、10日後に鼻が再度悪化
丸1日、ほぼ何も飲み食いできなくなりました
そこで、少し症状が落ち着いたタイミングを狙って、再び投入しました
まとめ
この記事を執筆している本日(再投入から3日後)も、茶々はまだ踏ん張ってくれています
どうやら食欲はあるようなので、彼女に生きる気力が残されている限りは頑張ってサポートしようと思います
ありがとう伊藤園、これからも飲みます伊藤園