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茶々が7歳10カ月で亡くなりました

茶々が9月18日に亡くなりました

2016年11月下旬生まれなので、享年7歳10カ月と言ってもいいかと思います

亡くなる前から気持ちの整理は概ねできていたのですが、なかなか気分が上がらず、こうして報告が遅れた次第です

ふとしたことがきっかけで、彼女の死をいよいよ受け入れられたので、亡くなるまでのことと、その後について簡単に触れたいと思います

体調の経過

8月の頭くらいからお腹が緩くなり、調子を崩していました

ウンコ以外は変わりなく、そのウンコも一時はほぼ通常に戻り、もうしばらくは一緒にいられるだろうと思っていました

ところが天気が崩れるたびに少しずつ悪化し、8月末の台風10号が来た際には不正咬合(右上の歯が根元に向かって伸び、目と鼻を圧迫)が悪化

食事をあまり摂れなくなってしまいました

食べられなくなったら生き物は終わり

そう思っていたので、いよいよ彼女の死を覚悟した次第です

台風10号が過ぎてからは少し持ち直し、自らの手で食事を持ち、食べるまでに復活

それでも量は減り、4つ脚でしっかり立つことができなくなり、最後の2日はほぼ寝たきりでした

【関連記事】デグー、お腹が緩くなる

最期までらしさ全開!

と、書くと悲壮感満載ですが(実際に死を覚悟してからは、ほぼ毎日泣いていましたが)、茶々らしさに救われたものです

茶々と言えば食い意地がはっていて、ケージも人の指も齧るお転婆デグーである一方、下の者には優しく、実は気が利くという女王様のようなデグーです

もちろん、死ぬ直前まで食べていましたよ!

ちょっと苦しそうだから、いらないかな~と思って食事を取り上げようとすると、上半身を起こし、喰らいつくっ!

ケージ齧りも復活し、朝5時過ぎに騒音で私を起こす始末

あと、亡くなる数日前まで意地でも齧ろうとしていました

「病気のおばあちゃんだから」と油断していたからでしょうか

私や獣医師の先生に噛みつくことを忘れてはいません

そして、私の姿を認識しては、体を引きずってケージの手前まで来て、起こせなくなった体のお腹をなでられては、気持ちよさそうに目を細めていました

極めつけた召されるタイミングですよ

亡くなるまでに時間があったので、思い出を振り返り、現状に対処しつつ、亡くなった後の段取りを考える時間をもらえ、だいぶ心の整理ができていました

そして、まさか茶々が亡くなるとは思っておらず、9月21日に「デグーお彼岸イベント」なるオフ会を企画していましてね

18日死亡→19日お寺へ預ける→21日朝荼毘に付される、同日昼お彼岸イベント

完璧すぎませんか?? 気が利くにも程があるだろう…

おかげさまで、お彼岸イベントも無事開催できたし、少しだけ話をすることもできました

そのイベントで話をでき、慰めの言葉を掛けて頂けたことは大きな救いになりました

茶々、やっぱりお前はデキる女だぜっ!!

今の私を作ったのは、間違いなく茶々

彼女は私にとって初めてお迎えしたげっ歯目です

もし、デグーをお迎えしていなかったら、いや、茶々でなかったら、今の私は存在していなかったかもしれません

彼女をお迎えしたことでブログを書き始め、ライターの道が開けました

デグーを好きな人とつながりたいと思えたから、デグーサロンやネズミまみれといったイベントが生まれました

会社員以外の仕事で、わずかながら収入を得られたことで、フリーランスという選択肢を得られました

だから今、私は自由で満たされた人生を送れている

そう考えると、私の生活の隅々まで茶々を感じられるような気がするのです

唐突に神の存在を理解した

でも、悲しいことには変わりありませんし、上記のことをどのように表現すべきか、そもそも表現したいと思っていたことにも気付かずに過ごしていました

しかし本日、空になったケージを見て、ふと思ったのです

「まぁ、目には見えないけど、私の心の中には存在しているんだよな」

その時、あるイタリア人が「目には見えないけど、神は確かに僕の中に存在する」と話していたことを思い出したのです

神の子であるイエス・キリストの教えが生きる上での土台と指針を作っているということは、頭では理解できていました

ですが、神が今、存在していることを科学的に証明できるわけじゃないですし、結局人が何をして、何をしないかの判断は自分がすることです

若い頃の私は、そう斜に構えて見ていたのですが、そのイタリア人の話を唐突に実感できたのです

彼女が存在し、私にしてくれたこと、与えてくれた感情の数々

それは私の支えになり、私の行動に反映され、私が最期を迎えるまで少なからず影響を与え続けるのです

茶々は物質的にはもう存在しません

でも「茶々は神になった」とは思うのです

私のした行いの先にきっと「神」の存在を確認できることでしょう

私の不寛容さについて

小麦の時もアーノルドの時も報告記事は書きましたが、SNSには載せませんでした

仮に私が「茶々が亡くなりました」と投稿したら、みんなお悔やみの言葉をくれるじゃないですか?

で、その直後に「あのコンビニスイーツがおいしかった!」とか、「ライブのチケットが取れなくて残念」とか、「職場のアイツ、ムカつく」とか投稿するわけですよ

それを見ると、「ああ、うちのかわいいこの死は、これらと同程度なんだな」と思ってしまう自分を想像できるのですよぉ…!

フォロワーさんのそういった日常だって、人生の重要な物事に触れているはずで、軽んじるべきではありません

が、静かに悼めないのであれば、放っておいてほしい(記事の感想コメントはうれしいです)

茶々と違って、私は不寛容だぜぇ~!!

そんな思いで、今まではしてこなかったのですが、茶々に限っては使用と思います

先述した通り、茶々をお迎えしたから人間関係が広がり、イベントを運営も始めたわけであって、そのプラットフォームとなっているSNSに投稿しないわけにはいかないだろうと

もう1つありまして、SNSで茶々の生存報告をすると、たくさん「いいね」と励ましの言葉をもらえました

これらは、くじけそうだった私の励みになりました

皆さん、応援ありがとうございました

【関連記事】
デグーの小麦が4歳で亡くなりました
ファンシーラットのアーノルドが亡くなりました

まとめ

写真は生きている間に撮影した最後の1枚です。かわいいでしょ? (注:亡くなった後は撮影していません)

茶々は私の親友であり、妹であり、ビジネスパートナーであり、メンターでもあります

彼女がいたから私の日常は彩られ、多くの人と出会うことができました

あんなに小さいのにすごいね

彼女ほど、私のことを信頼してくれる存在はもう二度と現れないかもしれません

あの柔らかくてもちもちふわふわの体に触れられないのは、やはりさみしいです

まだまだしばらくは涙も枯れそうにありませんが、八重ちゃんとアロイスがいるので、引き続きネズミライフを楽しみたいと思います

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コメント

  1. Abby より:

    最後の写真は涙が出ますね
    可愛いです
    安らかに、あたちはあんたと生きれて幸せだったよ
    って目をして笑ってるようです
    きっといつか姿形は変わってもこの眼差しで微笑んでくれるちゃちゃさんに
    うちの子に
    また会えるって信じて心の中で生きて貰いましょう❤️

    我が家の100gの小さい身体でペーストを舐めていた
    ただ生きるという強い意思で9ヶ月食べ続けてくれたプルも24日に旅立ちました
    9月は2匹も見送り悲しみはどん底です

    お互いツライ秋ですね…

    • ヨウコ より:

      Abbyさん、ご丁寧にコメントを頂き、ありがとうございます。
      辛くて横たわっているところなんですが、ちょっとかわいく見えてしまったので、撮ったらこれが最後になってしまいました。
      亡くなってしまいましたが、きっとこれからも彼女の存在を感じ続けられると思います。

      プルちゃんもお迎えが来てしまったのですね。
      かわいいうちの子を亡くすのは、何度体験しても辛いので、お気持ちわかります。
      お互い、心身ともに疲弊しているはずなので、体調を崩さないように気を付けて過ごしましょう。

  2. でぐでぐ より:

    ヨウコさん
    軽率にコメントしてよい記事ではないと存じ上げつつも、コメントいたします。

    茶々ちゃん、ずっと最初のころの記事からそのデグ生を拝見させていただいておりました。
    それに直近9月のやや具合の悪そうな茶々ちゃんの画像を拝見し、とても心配に思っていました。
    旅立ってしまわれたのですね…でも、年齢的に大往生ですよね。ヨウコさんにも間際まで愛を注がれて、きっと幸せだったと思います。

    丁度、我が家のデグーが副鼻腔腫瘍を患い呼吸ができず手術を受けました。
    しかし体調が戻らず、このままでは…手術も受けたのに、これじゃ苦痛を長引かせただけになるんじゃ…という状況で毎日ずっと泣いてばかりいます。
    でもデグー本人はまだ頑張ってくれていますし、
    私もヨウコさんを見習い、何とか気持ちを奮い立たせていこうと思います。

    • ヨウコ より:

      でぐでぐさん、いつもご愛読頂き、そしてお心添えを頂き、ありがとうございます。
      年齢を考えたらあり得ることだし、でも私の判断が違えばもっと長生きできたのかと考えてしまうこともあり、悩ましいですね。
      不自由な生活はさせなかったと思うので、そこだけは本デグにとって悪いデグ生ではなかったと信じたいです。

      そして、でぐでぐさんのお宅の子も頑張っているのですね。
      でぐでぐさんの気持ちを想像するだけで、胸が張り裂けそうです。
      獣医師も言っていましたが、デグーってすごい頑張ってくれるんですよね。
      飼い主として頑張ることは大切だと思いますが、くれぐれもご自愛ください。

  3. オグシ より:

    茶々ちゃんの写真かわいい。
    茶々ちゃんとヨウコさんの関係は素晴らしい
    「デグーといちゃこら」は、ずっと読ませていただいていて、茶々ちゃんがいなければヨウコさんとの出会いもなかったかと思います。
    茶々ちゃんに会ったことはないけれど人との縁も使ってますよね〜。茶々ちゃんすごいです。

    • ヨウコ より:

      オグシさん、コメントありがとうございます。
      茶々は本当に私の世界を広げてくれ、彼女がいなかったらきっと、私の人生はとても退屈なものだったと思います。
      そして、こうして他の飼い主さんたちと出会わせてくれたことにも感謝しています。
      茶々はすごい! 本当にすごい!!