換毛気だからかな…この1ヶ月ほどで抜けヒゲを3本ほど回収済みです
デグーの他の多くの動物と同様に頬ヒゲが生えています
小さい体のわりには長く、立派なヒゲです
まぁデグーはヒゲもかわいい生き物なのですが、かわいさを加えるために存在しているわけじゃなさそうです
そこで本日はデグーのヒゲについていろいろ語りたいと思います
センサーの役割を果しているそうです
「ネズミがヒゲを切られると、感覚がわからなくなって、その場でクルクル回る」
なんていう噂がありますが、これもヒゲセンサーに由来するものなのでしょう
ヒゲに神経は通っていないはずですが、生えている根元の皮膚が感知すると思われます
ヒゲが触れることでモノの存在を把握し、隙間などの横幅を確認しているそう
部屋んぽをさせてると、茶々と小麦もちょっとした隙間を勢いよく駆けていくのですよ
「あんな狭いところを、体をぶつけずによく通れるな~」と感心していますが、それはヒゲのおかげなのでしょう
野生のデグーは、巣穴(暗い)に済んでいるようなので、そういうことから発達したのでしょうね
触られると嫌がります
ヒゲレーダーの感覚がきちんと反応しなくなるからでしょう
顔をなでる勢いで、意地悪をしてついでにヒゲをつまんでみたりします
すると、しばらくはなでられている余韻に浸っているのですが、すぐに覚醒し、引っ張って自由を奪い返します
あまりやると嫌われてしまうので、必要がなければ余計に触らない方がいいかもしれません
個体によって色が異なります
私の感覚ですが、概ね体毛と同じ色です
アグーチの茶々はほとんど茶色で、完全に真っ白なヒゲや、半分ほど白いヒゲが生えています
同じアグーチでも、パイドに近い小麦のヒゲは、真っ白なもが多めです
この写真だと、茶色と白が混在しているのがわかりやすい~
クリームの個体なんかは、ヒゲまでほぼ全てクリーム色です
お手入れします
デグーは毛繕いをします
まず両手で顔をクシクシとなでます
その勢いを殺さず、両頬から伸びるヒゲをつかんで、下にひっぱります
ちょっとわかりづらいですが、左頬から生えるヒゲが湾曲になっていることがおわかりになるでしょうか?
これに何の意味があるかはわかりませんが、きっと気持ちがいいのだと思います
抜けても目立ちません
冒頭で「3本回収した」と書きましたが、なかなかレアだと思われます
というのも色が茶色で、そこそこ長さもあるので、人間(私)の髪と瞬時には見分けがつかないのです
それを3本も拾えたということは、何かいいことがあるはず…
と思って、捨てずに保管してます(笑)
ということで、知っても特に役立ちはしないデグーのヒゲ情報をお届けしました
ヒゲという体の一部分だけとっても、これだけいろいろと発見がありました
やっぱりデグーって、全て持て余すことなくかわいいし、見ていて飽きさせないですねぇ~