SNSで時々目にするデグーの骨折。ありがたいことに私は経験がないのですが、いち飼い主として、どのような治療をし、どの程度で治るのかが気になっていました。
そんなとき、まるで洋服を着ているようなデグーをSNSで発見! 投稿を見ると、どうやら骨折をしているとのこと。そこで、飼い主のでぐー!!!(Twitter@degudegureinier)さんに骨折の原因からお世話の工夫まで聞きました。
骨折の状況と経緯
―――緒に暮らしているデグーさんについて教えてください。
名前はメポちゃんです。語感がかわいいという理由で、妻が名付けました。性別はオスで、カラーはサンドです。2022年1月生まれで、年齢は3歳8カ月。同年の5月にお迎えしたため、一緒に暮らし始めてからは3年3カ月です。
――骨折の状態についてお聞かせください。
左前脚の、人間でいえば肩のあたりを2カ所骨折しました。粉砕はしていないけど、単純な折れ方ではないらしく、ずれないように癒着するのが難しいかもしれないと獣医師に言われました。
――骨折の原因は何でしょうか。
部屋んぽ中の事故です。ペットフェンス、齧り木、部屋の養生を兼ねて、ホームセンターで購入した木材、すのこ、ベニヤ板などを組んで固定していました。ところが、メポちゃんがそこに強く力を加えたときに一部が倒れ、肩にあたってしまいました。
――いつ骨折に気付いたのでしょうか。骨折のサインなどがありましたら教えてください。
事故のすぐ後、10分から15分くらいしたときです。小動物は痛みがあったり、体調が弱っていたりしても悟られないようにする傾向があると聞いていました。ですから、それほど痛そうにしていなくても、実は大けがの可能性があることを念頭に置いていました。
反応を見るためにおやつを与えたところ受け取れず、「動かしたいけど動かない」といった様子で、左の前脚を何度も上げようとしていました。なお、腫れは特に見られませんでした。
骨折の治療と医療費
――動物病院での診察と具体的な治療について教えてください。
異常に気付いてすぐに動物病院に電話で相談しました。すると、心配な症状だといわれ、幸いなことにすぐに診てもらえるとのことでしたので、動物病院に連れて行きました。レントゲンを撮影し、2カ所骨折していることが判明しました。
人間の場合、腕を骨折をすると添え木を当てますが、デグーは体が小さいため、あまりそういったことはできないそうです。そこで、骨折をした肩回りだけテーピングを巻き、首にカラーを巻きました。
ところが、家に着いたころにはカラーが外されていて、テーピングも翌日には剥がされかけていました。動物病院には「何かあったら連絡してください」と言われていたので、その日に再び動物病院に行き、反対の肩からたすきを掛けるように巻き直してもらいました。薬は特に処方されていません。
――治療費はどれくらいかかりましたか。
メポちゃんのお迎え時にペット保険に入っていたので、3割負担で済んでいます。初診時は問診とレントゲン等で、約3,000円でした。週に1度の通院の際には、再診料とレントゲン代で約800円です。
――どの程度で治る見込みなのでしょうか。
若い個体で、骨折箇所が1カ所であれば、1週間程度で癒着すると言われました。しかし、メポちゃんは3歳を超えていて、複雑な折れ方をしていたため、2~3週間かかると言われました。事故から約3週間が経った今、折れた2カ所のうちの1カ所はすでにくっつき始めていますが、もう1カ所はまだのようです。
本デグの様子
――本デグの様子も気になります。
本デグ自体は元気で、動き回っています。自傷行為はなく、ストレスではげた様子もありません。というか、肩が気になっても噛めず、後ろ足で蹴ることしかできないようです。それで、初日に巻いたテーピングが剥がれかけたようです。
しかし、両手を使って食べられないこともあり、280gまであった体重が250gまで落ちてしまいました。私が在宅しているときは、なるべく私がペレットを手でつまんでメポちゃんに口元に持っていき、食べやすいようにサポートしています。現在は片手で食べることにも慣れたようで、250gを維持しています。
――骨折中のお世話で大変だったこと、それを乗り越えるための工夫があれば教えてください。
骨折前は三晃商会さんのイージーホーム40ハイを使用し、ステージを組み合わせて遊べるようにしていましたが、現在はハムスター用のアクリルケージで療養中です。部屋んぽや砂浴びは中止しています。しかし、時間があるときに僕の手、肩、膝の上などで遊んでもらったり、抱っこして部屋の日当たりのいい場所に連れていき、日光浴をさせたりしています。
――骨折と治療を経験しての感想をお願いします。
今までも部屋んぽ中にはできる限り気を使っていましたが、けがをさせないための対策がより必要だと感じました。ですが、今は新たな対策を立てるよりも、治療とお世話に専念したいと思います。
ヨウコ所感
注意を払っていても、予想していなかった出来事でけがをさせてしまうことはあると思います。メポちゃんが日常生活を取り戻せることを祈っています!
また、今回取材した飼い主さんは違うと思いますが、私のように注意力が散漫な人間は部屋んぽをさせることに向いていないので、部屋んぽを避けることもけがを減らすことにつながると感じました。
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