「うちの子達はケンカになるから会わせられません」的なことを、時々SNSで見かけます
会わせなければケンカしないんだから、いい子たちですよ
うちの2匹なんか、飼い主が会わせないように努力しても、自ら会いに行きますからね
何としてでも攻撃したい小麦
触れ合いたい、温もりを感じたい茶々
本日はそんな2匹の別居生活についてお届けします
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2匹のケージは横並びで置いてあります
部屋んぽのときは、そのケージを含めたサークルの中で遊ばせています
鉢合わせるとケンカ…というか小麦が一方的に茶々に猛攻撃を仕掛ける!
なのでもちろん、部屋んぽは別々にさせています
先日、小麦を部屋んぽさせていたんですね
全く遊ぶ気配はなく、茶々のケージの周りをうろうろ
隙を見てはケージの隙間から攻撃を仕掛けます
こんな風に…
身軽な小麦はケージとケージの間に挟まってしまいます
そうさせないよう防いではいるのですが、たまに入り込んでしまうことも
茶々も茶々で小麦と会いたいため、自ら近づくんですね
で、背中を引っ掻かれて、怒ったりしています
茶々、いい加減に学んで…
この日は特に小麦が怒り狂っていましてね
このままだとマズイと思い、ケージの扉を開けて茶々を保護しました
私の両手におとなしく収まる茶々
私は茶々を持って立ち、小麦の気が紛れるのを待つことにしました
座ると小麦が私に乗り、茶々を攻撃できちゃいますからねぇ~
茶々のケージが開け放たれたことに気づいた小麦
どうやら茶々が私の手の中にいることには気づいていないよう
小麦は茶々のケージの入口に両手をかけ、ぴょいと侵入に成功
茶々の匂いのするステージやすのこを丁寧に嗅ぎ、そこにいたという痕跡を確かめます
今度は視界に入った回し車を…
嗅いだと思ったら、回した!
回す必要あった??
「まぁいい、ここは良しとして、次に行くぞ」
回し車を去るとき、そんなことを静かに呟いたように見えましたね
ゆっくりとステージを伝い、ケージの上部にたどり着きます
「残されたのはこのハンモックのみ…ここに奴が隠れているんだな…!」
勢いよくハンモックに飛び込み、「キュイー!プイーっ!」と声を上げながら、暴れまくりました
ハンモックをつまんだ金属製の洗濯ばさみが激しく揺れ、ケージとぶつかり、派手なドンパチ音を演出しますが…
「いない…だと?まさか、一体奴はどこへ…」
と呆然とした表情で、小麦はハンモックから身を乗り出しています
茶々を手に、立ちながら小麦の奇襲&寸劇を見ていましたが、少し恐ろしくなりましたね
攻撃性、というよりは執着心がすごいなぁと…
一方茶々はというと、基本一匹でも好き勝手に遊んでいます
しかし小麦が茶々のケージに近づくと、うれしそうにピルピルと鳴きます
甘えん坊だから、他のデグーと一緒にいる方が楽しいのだと思います
最近また涙を誘うようなことがありましてね
先ほどの書いた通り、ケージ内にハンモックを設置しています
ハンモックといっても、半分に折ったフェイスタオルを天井から吊るすだけ!
以前はそのハンモックの上に乗って寝ていたんですよ
ところが最近はフェイスタオルを折った間に挟まって寝ているんですよ
冬らしい寒さになってきたというのもあるかもしれません
でも、体中をふわふわに包まれる、まるでデグー団子のような温もりが恋しいのでは…?
そんな風に思うと、やっぱり仲がいい方がいいよね…と悲しく思ってしまうのです
別のベクトルではありますが、2匹とも相手に会いたいようです
なのでよくケージ越しに見合ってしまいます
でも怪我の可能性大なので、まず会わせてあげられません
別居はしているのに、激しい攻防と不器用過ぎるコミュニケーションを繰り返す毎日
とりあえず2匹はの関係は相変わらずで、そして2匹とも元気いっぱいです