「これ以上伝わるタイトルはあるかな?」ってくらい、わかりやすいタイトルだと自認しております
新入りデグーの小麦が自分で毛をむしり、ハゲました
原因はおそらくストレスです
本日は「なぜ小麦がストレスを感じたのか」「ハゲの原因は本当にストレスなのか」についてお届けします
環境の変化
今までは部屋んぽの際、入られたくない場所や、齧られたくないところを塞ぐスタイルだったんです
ところが「やはりサークルを用意しなきゃいけない…!」と思う出来事があり、ペットサークルを用意しました
サークルに変更した理由や、どんなサークルかは後日また記事にしますが…
とにかく部屋んぽのスペースがぐっと狭くなり、自由度がかなり落ちたんです
変更して2日目の朝、サークル内で部屋んぽさせていたときのことです
小麦の右腕がぐっしょり濡れていることに気づきました
毛繕いをすると少しは湿ることもありますが…もしや、給水ボトルからの水漏れかな?
でも、ボトルを見てもそんな感じではありません
小麦をおやつでおびき寄せ、濡れた部分を観察すると…無毛地帯っ!!
↑加工しやすいし、塞ぐのに便利なので、最近はプラダンを使用しています
【関連記事】100円ショップのマルチパネルとプラダンでデグーのサークを作った!
真菌を疑う
これはもしや、真菌症では!?
もし感染する系の病気なら、茶々に移ってしまう可能性があるため、すぐに隔離しなければいけません
そして、ケージもきれいに掃除をしなおす必要があります
ただ、毛が抜けたのは右腕のみで、他の箇所に異常は見当たりません
赤みがあるとか、膿んでいるとか、抜けた毛に膿がついているとか、そういうことはありませんでした
念のため、茶々のこともなめまわすように観察しましたが、ウザがられ、嚙まれて終わりでした
デグーの真菌症を見たことがないので正確にはわかりません
でも、明らかに齧った感じがあるし…
他の箇所が抜ける気配もないし…
病院に行くことも考えましたが、まだ小さい小麦の負担になることを恐れ、様子を見ることにしました
数日間、意識的に観察していましたが、小麦のハゲは広がらず、茶々も健康です
なので、やっぱりストレスから自分で齧ってしまったんだろう…というのが私が出した結論です
自分でむしってしまう個体もいる
それから3週間…
完全には生えきっていませんが、復活に向かっています
小麦もアグーチの端くれなんで、毛の根元は黒っぽいです
最初に確認した箇所以外は、結局全くハゲませんでしたねぇ~
他の飼い主さんちのデグーでも、自分で毛をむしってしまい、ハゲている個体はいるようです
一度むしると癖になり、ずーっとはげてしまっている子も
ただ、むしってしまうこと自体は、病気ではないようです
茶々は自分の毛をむしることがなかったので、小麦で初めて見て、私はびっくりしました
部屋んぽ環境を戻したら、むしらなくなったので、やはり環境の変化によるストレスだったのでしょう
他に思い当たる節もないですしねぇ…
みなさんも、環境を帰るときは慎重に~
病院での診断
(以下2018.6.23追記)
茶々との同居を解消し、別居生活を始めてからしばらくしたときのこと
気がつくと、右腕にまたむしったあとがあるじゃないですか!
よく見ると左腕まで!
私の見ている前で、めっちゃむしっているんですよ…
たぶん茶々とケージが別になり、環境が変わって、ストレスを感じているのでしょう
コムよ、飼い主を恨むか?
でもね、環境を変えざるを得なかったのは、コムが茶々を攻撃するせいだからね!笑
悪化する一方なので、念のために病院へ行きました
先生の見立てでは、おそらくストレスだろうとのこと
一応、ダニと真菌の検査をしてもらいました
ダニの検査はすぐに結果が出まして、ダニはいないようでした(ほっ!)
真菌は培養に2週間ほどかかるとのことなので、しばらくは様子見です
毛をむしってはしまっているものの、皮膚そのものに怪我はありません
そのため、薬の処方はありませんでした
ちなみに、ダニの検査は1,080円、真菌の検査は2,700円でした(税込みです)
病院によって違うとは思いますが、参考にしてください~
(以下2018.7.8追記)
本日病院へ結果を聞きに行ったところ、陰性で真菌ではないとのことでした
とりあえずは安心です
実は先日、茶々が発情期で大人しかったんですよ
そしたら小麦の茶々に対する攻撃性も落ちたのです
やっぱり茶々の元気が良すぎて暴れることが、小麦へのプレッシャーになっているのかもしれません
関係は相変わらずですが、とにかく2匹とも元気なので、様子を見るしかありません
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デグー、同居を解消する
自らを齧って怪我することも
(以下2020.12.23追記)
茶々をケガさせてしまい、通院しておりました
度重なる通院、複数回の点滴、保定、自由に食事が取れない…
それらのことが重なり、左手を大幅にむしってしまいました
それだけではなく、左手の甲を齧ってしまいました
少し出血をし、腫れてしまいました
ストレスになるものを可能な限り辞めたところ、むしることも齧ることも、やめてくれました
「かわいいペットのために」と思ってしていることが、必ずしもペットのためになるとは限らない
そう感じて、反省をしています
まとめ
毛が抜けたからといって、必ずしも病気というわけではないんですよね
ケージ齧りで擦れて抜けたり、換毛期もあるし、小麦のようにストレスが原因の場合もあります(ストレスを与えるのは良くないけど…)
でも、急な環境の変化でストレスになり、それが結果的に病気につながることもあるようです
小麦が(も)繊細なデグーだということが、よーくわかったので、今後環境を変える際はそれを考慮しなければ…!と思いました