満を持しての執筆ですよ…!
ということで今回は以前も少し触れた、ラットとデグーの違いに関して書きたいと思います
「ラットってドブネズミでしょ?」と嫌悪感を抱き、このページを離れようとしたあなた、ちょっとお待ち下さい
以前家にドブネズミが進入し、パニックになった私でもかわいいと思える生き物ですから
【関連記事】呼称を「デグーマウス」から「デグー」に変更、統一します
ファンシーラットとは?
まずはこちらの写真をご覧下さい
このかわいいげっ歯類がラットです(写真は同僚から借りました)
人間と暮らしやすいように品種改良されたものをラット(ファンシーラット)と言います
遺伝子的にはいわゆるドブネズミと概ね同じだそうです
生物学的に言うとげっ歯目(ネズミ目)まではラットもデグーも一緒なのです
しかし、その下の分類になるとラットはネズミ科
デグーはヤマアラシ亜目、デグー上科、デグー科となります
けっこう違う生き物感が出てきますね
ちなみにマウスはラットよりも小型で、属が異なるようです
デグーとの違いは?
①雑食
ラットの主食もペレットだそうですが、わりと何でも食べます
野菜も果物も食べるし、人間に近い食べ物が好きなようですが、やっぱりあげすぎには注意が必要みたいです
②短命
デグーの寿命が5年から8年といわれているのに対し、ラットは約2年
③重い
デグーは重くてもせいぜい300g程度ですが、ラットは重いと約800gにもなるとか。もちろんその分体も大きいです
④水浴びをする
ドブネズミというくらいなので、水浴びOKだそうです
デグーはアンデス原産だから、砂浴びだけですもんね
⑤夜行性
昼行性のデグーとは違って、夜行性だそうです
もちろん、昼に目を覚まして動くこともあるでしょうけど
⑥国産の専用ペレットがほぼない
デグーは国産の専用ペレットがけっこうありますね
ラットは何でも食べれる分、開発があまりされていないようです
デグーと同じ点は?
①ケージで飼う
室内でケージに入れて飼育します
回し車とか、ハンモックとか家具(?)はわりとデグーと同じです
②好む室温と湿度
デグーには25度前後、湿度50%前後がいいとされています
ラットにとってもだいたい同じみたいです
③診てもらえる病院が少ない
ラットもエキゾチックアニマル枠です
デグーと同様、そこいらの動物病院じゃ診てもらえない可能性が
④かわいい
完全なる主観なので説明不要だと思います(笑)
まとめ
ということで、デグーとラットは近いようで違うし、でもわりと似てるところもあります
これからもときどきラットネタについてお届けできれば面白いかな~と思っています