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デグー、真菌症になる

茶々が真菌症になりました

6年間デグーと暮らしていますが、この病気にかかった個体は初めてです

そんな人間が見ても「これは真菌だな」とすぐに気付けたのは飼育書や、真菌症に関する情報を発信してくださっている皆さんのおかげです

私も他のデグーと飼い主さんのため、症状や経緯などをまとめておきたいと思います

具体的な症状

1月の後半、茶々のお尻の辺りの毛がごそっと抜けました

多いとはいえ、換毛期であればありえる量だったので、そのときはただの生え変わりなのだと思っていました

ところが数日後、抜け毛がマシマシになり、とうとう地肌が見え始めたじゃありませんか…!

よく見るとフケも発生しています

ということで、普通の抜け毛ではないと気付いた次第です

・お尻辺りの激しい抜け毛

・地肌が見える

・フケが発生

・抜け毛の先にべたつきがある

の場合は、真菌の可能性ありです

ただ、個体によっては手や顔に症状が出る場合もあるようです

診察内容

いつもお世話になっているエキゾ系病院に連れて行き、診察してもらいました

上記の経緯を話をし、「真菌だと思います」と話したところ、「そうですね」と先生も即答

本当は菌を採取して2週間くらいかけて培養し、病名を確定させるそうです

でも、そこまでせずともわかるくらい、典型的な真菌症の症状だったようで…

もちろん、見ただけでは100%そうだとは言い切れないので、気になった人は検査をしたほうがいいと思います

茶々の場合は不確定要素がなかったので、今回は検査をせず

「かもしれない運転」ならぬ、「だろう服薬」を始めた次第です

かかった原因

先生曰く、真菌というのは、私たちの生活の至る所にいるそうです

真菌症にかかりやすい環境、状態として、

・飼育環境の変化(真菌持ちの新入りが来たなど)

・湿度が高い

・不衛生な環境

・免疫低下

などが挙げられるようです

茶々の場合、おそらく免疫低下が原因でしょう

10年に1度の大寒波なんて言われる寒い日もあり、気圧の変化も大きく、不調を引き起こしたのでしょう

加齢と共に免疫が落ちて、抗えなくなったというのが私の推測です

茶々ももう6歳2ヶ月のおばあちゃんなんでね

治療内容

先程も書いた通り、投薬のみですね

シロップ状のものをペレットに含ませて与えています

余談ですが、どうもこれが茶々さん的なとても美味しいようです(イージー!)

塗り薬もあるようですが、ベタつくことがストレスになるケースもあるよう

茶々の場合、とりあえず飲み薬のみで様子を見ています

なお、治るまでには2〜3ヶ月と長期戦になるそうです

生活における注意点

人や他の動物に感染する病気なので、茶々を触ったあとは、何も触らないようにしています

茶々と八重ちゃんは元々別居だから、それほど接触の心配はないですし、

こんな感じで、八重ちゃんは茶々をきちんとバイキン扱いしてる(ように見えるだけ)

毎晩行うケージのお手入れの順番も、

デグー→ラット

から

ラット→八重ちゃん→茶々

に変更しました

あとは、茶々が砂浴びをした砂は1度の使用ですべて捨て、容器もしっかり洗っています

それ以外は割と普通の生活ですね

見ている限りですが本デグも、そこまでめちゃくちゃ痒がっている様子はありません

まとめ

今のところ、派手に悪化している様子はありません

このまま服薬と月1の通院を続け、経過を見守っていこうと思います

そういえば移動中、キャリーの中の茶々がずっと布団に潜りっぱなしだったんですね

心配になった声を掛けたところ、驚いたかのように目を真ん丸にして頭を出し、私のほうに寄ってきたんですよ

茶々をキャリーに入れて以来、私は無言たったので(一人なので当たり前ですが)、彼女は私が側にいることを知らなかったのかもしれません

私に多少の親愛の念を抱いてくれていることに気付いてうれしかった瞬間でもあります

まぁ不安にさせるのはかわいそうなので、次回の通院のときはもっと声を掛けなければとも思いました

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