アロイスの右足の裏にタコができました
正確には、細菌性皮膚炎というようです
そんなわけで、謎の体調不良で通院をしているアーノルドだけでなく、実はアロイスも病院にお世話になっていました
今回はタコの発覚の経緯、原因、対策、治療と薬の服用、現在の様子についてまとめたいと思います
発覚の経緯
7月の上旬くらいだったでしょうか
体調を崩す前のアーノルドをひっくり返して、お腹をくすぐっていました
そのときに、左の足の裏の一部にわずかな赤みがありました
しばらく様子を見ていましたが、赤みは日に日に増すばかり
あまりにもひどくなったら病院に連れていこうと思い、毎日欠かさずチェックをしていました
ある日、ケージ内に血痕を見つけましてね
そんなに急激にアーノルドの足裏が悪化したのかと確認しましたが、出血は確認できず…
足以外をケガしたのかと、くまなくチェックをしましたが、おかしいところは見当たりません
そこで、ハッとしましてね
アロイスの足裏を見たところ、見事にタコができ、そこから出血をしていることを確認しました
「あたい、本当に動物の飼育に向いてねぇ!いや、デグーサロンで忙しかったせいだ!」
などと、己に対する叱責と慰めを繰り返しながら、慌ててアロイスを病院に連れていきました
原因
獣医師の先生曰く、このタコはラットでよく見る症状だそうです
ラットをたくさん飼育している知人も、飼い初めにはあったということから、ラット飼いであれば誰でも通る道なのかもしれません(と書いて己を慰める)
主な原因として挙げられるのは次の3つのようです
1. 床が硬い
これによって、足裏と摩擦が起こり、そこから細菌感染をしてしまうそうです
2. 老化
床が硬くても、若ければ足の腱がしっかりしていて浮くため、それほど問題ないようです
ところが、年齢を重ねると腱が伸びて、足裏が床につきやすくなるそうです
3. 肥満
若くても肥満だと、重くて足裏が付いてしまうそうです
アロイスの場合、特にこれが理由ではないかと…(デブ認定)
対策
まずはダイエットですね
とは言っても、飼い始めこそ、いろいろと与えていましたが、それもうちに来て半年程度のこと
ここしばらくは、ほぽペレットオンリーの生活をしていました(端的にいうと、いろいろ与えることに面倒くさくなった)
じゃあ運動量を増やそうと思って、部屋んぽの時間を増やしましたが、フローリングを歩かせるのは良くないのでは…?
しかも、そうこうしているうちに、アーノルドが体調を崩してしまいましたね
かまってもらえる時間が減ったアロイスは、部屋んぽ中に横たわって寝始めたり、アーノルドのおこぼれのおやつを食べたりで、デブエットは順調に進み…
運動量を増やすのと同時に、ケージ内のレイアウトも変更
今までは、広葉樹の床材のみでしたが、床材・ペットシート・床材の3層にし、一部に座布団を敷くことで、クッション性を高めました
全てが邪魔なようです
こうしたわけで、あまり足裏への負担を減らせている実感が湧きません
アーノルドのお世話の時間が減ったら、ダイエットとレイアウトを見直したいと思います
治療と薬の服用
アロイスの症状の段階で特にできる治療はなく、薬を使用して治すことに
飲み薬と塗り薬を処方されたのですが、これがまた難儀でしてね
まず、飲み薬が粉状なんですね
薬の封を切って、そこに水を少し入れて溶かし、シリンジで飲ませます
ところが、シリンジを口元に近づけた瞬間、先端を思いっきり齧られ、破壊されてしまいました
きっと、すごい不味いのがわかったのでしょうね
普段の遊びで私を噛むときは、いかに優しく噛んでいるかを理解した瞬間でもありました
シリンジをがダメなら、奥の手を使うしかないっ!
ラクトバイト〜!
薬の袋の上から半分くらいのところで封を切り、切り取った方の左右を開いて1枚の紙にします
その一部にラクトバイトを薄く塗り、そこに残り半分の方にある薬をかけます
さらに、その上に追いラクトバイトをします
すると、舐める!舐める!(これもおそらくデブエットが進んだ原因)
これで飲み薬の問題はとりあえず解決
塗り薬は足裏の患部に直接塗るだけ
暴れて引っ掻かれると、蕁麻疹持ちとしては辛いのですが、まぁ塗ること自体はできます
が!塗り薬を塗ったところを舐める!
まぁ、ベタベタが気になるということもあるでしょう
でも、きっとそれだけじゃない!
アーノルドに薬を飲ませている間に目を離したら、アロイスにその塗り薬を奪われ、容器の蓋を破壊し、中身を舐め始め…そっちは美味しいんかいっ!
クッソ!飲むべき粉薬は飲まないくせに、舐めるべきでない塗り薬はあんなにも夢中になって舐めるなんて…!
というわかで、先生のアドバイスもあり、塗り薬はやめました
現在の様子
通院、薬の服用から、かれこれ1カ月半ほど経ちました
結果、良くも悪くもなっていないっ!
どうやら足裏が気になって噛んでしまうようで、それを繰り返しております…
まずは、これ以上悪くならないようにする
そして、悪化して生活に支障が出たら手術をするということで、最後の通院を終え、現在は様子見モードです
まとめ
足裏対策として、ケージを大きいものに変えて運動量を増やすとか、布素材のマットを敷く(+トイレを設置)などの方法もありますが、今の私の家のスペースと経済力では、厳しいものがあり…
とりあえず、これ以上、アロイスのタコが悪化せずに済むようお世話をしながら、祈るばかりです
なお、体調不良で動かなかったせいか、アーノルドの足裏の赤みはなくなりました
怪我(病気)の巧妙ということで、なんか無駄に落ちが付いてしまいました